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悪い歯並びとは?の解説

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悪い歯並びとは?

審美治療の疑問

悪い歯並びについて教えてください。

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回答
「良い歯並びとは」とは、歯の並びが、隙間や重なりがなくきれいなアーチ状あるいは半楕円形をしていることです。そして上アゴが下アゴを覆うように均等に噛み合い、また前歯が極端に前に飛び出ていたりしていない状態です。また歯の並びばかりでなく、口元や上あごや下あごを含めた顔全体のバランスが良いということも大変大事なことです。

「悪い歯並び」には大きく分けて、叢生(乱杭歯)・上顎前突(出っ歯)・反対咬合(受け口)・開咬(奥歯で噛むと前歯の上下が空いている状態)・顎偏位(顎が横にズレて顔が歪んでいる状態)があります。

 “叢生”は、歯が互い違いにバラバラに並んでいたりすることで、いわゆる歯の並びが悪い状態を言います。これはアゴの骨の大きさと歯の大きさのバランスが取れていないことにより起こることが多く、言い換えれば小さなアゴと大きな歯の組み合わせによって起こるものです。

 “上顎前突”は“出っ歯”のことを言います。
“出っ歯”には2通りあります。ひとつは文字どうり上アゴの前歯が前に飛び出ているタイプともうひとつは逆に、下アゴが成長不十分で小さいため、内側に入っているタイプです。

 “反対咬合”は“受け口”とも言われます。
下の歯あるいは下アゴが前に出ていて、上下の咬み合わせが逆になっている状態です。反対咬合の中には歯だけに問題があるタイプとアゴの骨に問題があるタイプがあります。下アゴは身長が伸びる時期に同じように伸びるため、身長が伸びる時期を控えている子供は年齢と共に反対咬合が悪化することがあります。アゴの骨に問題があるタイプの方が治療が難しいことが多く、特に、大人の重度の反対咬合は治療が難しいとされていましが、最近では外科手術を含めた治療法が確立され、現在では大人でもほとんどの反対咬合の治療が可能になりました。

 “開咬”は、奥歯を咬み合わせても前歯が咬み合わない状態を言います。
開咬の中には前歯が数ミリから中には1センチも咬み合わない状態の人もいます。このような前歯が咬み合わない状態では、前歯でうまく食べ物が咬み切れなかったり、特に「さしすせそ」などが上手く発音できないといった問題が起きます。原因としては成長期での指しゃぶりや舌を前に突き出すような癖が考えられます。子供の指しゃぶりに関しは、5才くらいで辞めるのが目安だと思いますが、叱って無理に辞めさせず、子供自身が指しゃぶりはいけないことだということをよく理解し、自分から止めるように根気よく説明することが大事です。

 “顎偏位”は、上あごの中心と下あごの中心の位置がズレて正面から見たときに顔が歪んで見えるような状態を言います。
このようなアゴのズレは特に、下アゴに問題がある場合が多く、小さい頃に下アゴを強くぶつけたことによるアゴの成長のズレや頬づえなどによる原因があります。また、このようなアゴのズレは、歯の咬み合わせにおいても左右の奥歯がうまく咬み合わないなどの問題を起こします。治療としては、アゴのズレが大きいときにはアゴの外科手術による治療を行う場合もあります。


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